● 産 地 の ご 紹 介 ● |
凍頂烏龍茶の産地をご紹介します。ここは母の生まれ育ったところです。
凍頂烏龍茶(青茶※1)は、台湾中部の南投県鹿谷郷
凍頂山一帯で栽培されています。
気候は、1年を通して温暖で、夕方になるとよく雨が降ります。(亜熱帯気候)
母の実家はこの写真の凍頂山のふもとの鳳凰村という所にあります。
この村の産業は、ずばり烏龍茶栽培です。
数年前の台湾大地震では、インフラの整備が遅れているこの地区への
影響はかなり大きかったと聞いております。
実際にがけ崩れ等の影響により、交通が遮断されてしまっていたり
畑が土砂で埋まってしまった場所もいまだにあります。
凍頂山での栽培のきっかけは、林鳳池(※2)が、
中国の福建省から36本の苗を持ち帰ったことが始まりだそうです。
これがうちの畑です。この土地でとれた最高の凍頂烏龍茶をご提供します。
高度の高いところで、空気もおいしく、環境のよいところです。
この畑で摘んだお茶葉は、大切に加工されていきます。
※1) 中国茶の分類法
中国茶は専門的には製茶方法によって大きく、「緑茶」「黄茶」「青茶」「紅茶」「白茶」「黒茶」の
6種類の茶葉の色による分類がされています。
「青茶」・・・烏龍茶や鉄観音などが分類される日本人にもっとも馴染み深い中国茶
半発酵茶と呼ばれている青茶で、日本人にお馴染みの烏龍茶は、この青茶に分類されます。
本来、烏龍茶は「烏龍」という品種の茶樹から作られるお茶だけを指していましたが、
最近では青茶の総称として烏龍茶が使われています。
生産される地域は、中国・福建省・広東省、そして台湾に限定されております。
烏龍茶は基本的に「血液中の中性脂肪などを減少させる」と伝えられ、「成人病の予防」や
「ダイエット効果」があるほか、「身体の新陳代謝を活発にし、暑気あたりを防ぎ、
酒の酔いを覚まします。」
油分の多い料理を食べた後には、後味がすっきりとするこのタイプのお茶がぴったりです。
それは「胃腸を殺菌する効果もあり気分を爽快にして、頭をスッキリさせる効能」があるからです。
凍頂烏龍茶の特長である蘭の花にも似た香り、深さのある香味を味わって頂ければ幸いです。
※2) 凍頂烏龍茶の始祖、林鳳池(リンフォンチー)
台湾出身の林鳳池は、1819年生誕。
中国清朝時代に苦学して拳人(当時の役人の役職名)となり、中国本土に渡りました。
そして台湾にもどる時に、福建省の武夷茶の苗36本をこの地に持ち帰りました。
この茶を守り育て、改良したのが現在の台湾産の凍頂烏龍茶です。
台湾
凍頂烏龍茶専門
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